
3st.「子犬の社会化」
「犬の社会化」ということばを聞いたことがありますか?インターネットにもこの言葉はあふれています。というのは、犬のしつけにおいて何よりも早急で何よりも重要なトレーニングだということがはっきりと証明されているからですよ。
犬は何の勉強もしなくても人との生活に適応できると勘違いされているようですが、実は、生後3週間〜生後4ヶ月という子犬の社会化期に、いかに多くの外界の刺激を受け入れてきたかということがその適応性をつくってきているのです
子犬の社会化学習にはかかせないもの
たとえばこんな学習は全て子犬の社会化学習にはかかせないものです。
・リードをつけて歩くことになれる。
・車の音を聞いても驚かず、車とおりもお散歩できる。
・掃除機など家の中にある大きな音のするものになれさせる。
・たくさんの知らない人と良い関係を結ぶこと。
・他の子犬や大人の犬と上手にあそんだり、あいさつができる。
・雨の日でもお散歩できる。
すでに子犬と生活しているみなさんは、「あら、うちの犬は知らない人なんか平気なのに。」と思っていらっしゃるかもしれませんが、それが大変な間違いだったと気付くのは子犬が6ヶ月〜1才くらいの成犬に成長してからなのです。
生後4ヶ月くらいまでは子犬は怖いものや苦手なものがあっても吠えたり攻撃することを知りません。そのかわりちょっと尾をたれたり、耳を後ろに倒したり、臭いをとりはじめたり、顔をそむけたり、逆にとびついていったりと、受け入れができなくても葛藤しているようなサインしか出さないのです。これらのサイン、見間違いをすると「うちの犬は他人が大好き。」と思い違いをしてしまいます
飼い主さんはあわててしつけ教室へこられます!!
生後6ヶ月〜1才くらいになってくると、今まで平気だと思っていたものに「ワンワン」吠え始めたり、後ずさりして怖がる行動がはっきりとみられるようになります。探索をすすめるための好奇心よりも、危険から身を守るための警戒心がふたをしてしまうからです。犬が急に吠えるようになってビックリ!飼い主さんはあわててしつけ教室へこられます。
社会化されていない犬の行動にはこんなものがあります。
・他の犬とコミュニケーションができない。
・他人や来客に吠える。
・散歩中にひっぱりが強い。
・散歩から帰るとき家へむかって引っ張る。
・車の中で吠える。
・新しいものをみると吠える。
・車や自転車に吠える、逃げる。
さて、あなたのわんちゃんはいかがですか?
子犬の社会化期は、犬が人社会になじみ、多大なストレスを感じずに快適に生きていくためにかかせない学習なのです。ワクチン接種が終わるまで全く外界の刺激にさらさないでいると、こうした社会化不足の犬になってしまいます。子犬のトレーニングをするチャンスは環境はどこにでもあります。全てのトレーニングは創意工夫と熱意と努力!。もちろん、成犬になってしまったわんちゃんもあきらめずに社会化トレーニングをしましょう!
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