
8st.「犬が“吠える”こと」
『ワン!ワン!ワン!』外から犬の吠え声が聞こえてきます。朝の6時。犬の吠える声で安眠から起こされるのは、犬との暮らしが当たり前の私でもたまりません。犬が吠えるという理由でトレーニングを希望される方は多く、また犬が吠えるから嫌いという方が増えています。 では、なぜ犬は吠えるのか?犬なんだから吠えるんだと思いますか?それとも、犬だって吠えさせないようにすることくらいできると思いますか? 今回はこの『吠える』行動に焦点をあてましょう。
犬が吠える理由
そもそも、犬が吠えることには理由があります。自分の感情を声で伝えることなど状況は様々ですが、主にはこんなことがあるでしょう。
【01】だれか来たぞ!! これは一般的には警戒吠えといわれ、自分のテリトリー(すみか)を守るための犬とっては大切な行動です。インターホンがなったときに吠えるのも同じことです。
【02】あっちへ行け!! これも自分のテリトリーを守る行動です。相手が自分のテリトリーを犯そうとしたときに、それ以上近付くなよ、という意味を含めています。
【03】こっちを見て!! 吠えることに対して関心を示すことを飼い主が続けていると、「吠えると願いがかなう」ことを犬は学習するようになります。自分の要求を伝えるための吠えは、人に対しての方がよく使われているようですね。子犬や成長しきれない犬は、キュンキュンと鼻を鳴らす行動によって飼い主を呼ぶ行動もよくみられます。
【04】大変だ!! 大きな物音やビックリしたとき、状況がよくわからないときなどに「たいへんだー」っていう感じで大騒ぎすることもあります。
【05】ねえ!! たいした意味はない呼びかけの声です。相手の反応がなくても吠え続けることもあります。一般的には無駄吠えといわれそうですが、無駄で疲れることは好んでしませんので、吠えることでエネルギーを発散するなど、たいした目的もないけど当の犬の方は満足なのかもしれません。
コミュニケーション
飼い主さんに大変なことを伝えたい、家への侵入者があることを伝えたいことについては、犬の言い分を受け取ってあげましょう。「誰か来たぞ!」と犬が吠えたときに、いきなり「ダメ!」といってもコミュニケーションが通じている感じがありませんよね
「ワンワン!誰か来たぞ!」 「あ、そう。でも大丈夫みたいよ。もう吠えなくていいよ。」 となると、会話が通じた感じですね。
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